最近はパソコンで作った文書や画像を自宅のプリンターで簡単にプリントできるので便利になったと感じます。
しかしそれを本の形に仕立てようとするとちょっと困ることも多くなってくるものです。
自分でちょっととっておきたいというだけなのでプロの製本業者に頼むほどではないけれど、書類の束というだけではなく本棚に入れておいてもいいような形にはしておきたいですから最低限の製本はしておきたいというときに自分でできる製本のやり方を知っておくと便利なのです。
手作り写真集ができると知って挑戦!
後で見返したい写真やお気に入りの写真、誰かに送りたいものなど撮影した写真をプリントすることがありますが、それをアルバムに貼り付けるのが面倒だと思ってしまう事も多いものです。
アルバムの形にしてしまうと厚みも出てしまいますからとっておくのも大変になってしまいます。
プリントしたそのままで本の形にできたら素敵です。
そんな中自分で製本して手作り写真集を作れるという事を知りチャレンジしてみました。
それほど厚みがないものなら家庭にある道具を利用してできます。
購入するものは背表紙に貼る製本テープというものです。
いろいろな太さや色がありますから自分の作りたいイメージに合わせて選んで購入しましょう。
印刷した紙を順番にまとめてホチキスで止めます。
大きさが大きい場合は止める数を多くしたほうが安定します。
そのホチキスの部分を隠すように製本テープを貼り、これで出来上がりです。
テープを貼ることで仕上がりも綺麗になりますしホチキスの針の部分がカバーされて安全です。
こんなに手軽にできるとは思ってもみませんでした。
表紙も付ければ意外と本格的です
自分で撮った写真を手作り写真集にしたり、資料を製本して見やすくしたりといった形であれば単純に髪をまとめて製本するだけでいいですが、ちょっと高級感を出したい場合や長期間保存したいという場合にはもう一工夫をしておきたいものです。
そのようなときにお勧めの方法が表紙を付けることです。
お気に入りの色や柄の入った厚めの紙を使ってもいいですし、厚紙を芯にしてお好みの紙や布を貼り付けてもいいでしょう。
本の厚みと表紙と裏表紙の大きさを考慮して準備し、中にホチキスで止めた本文部分を入れて貼り付けていけば本格的な本のような状態になります。薄い表紙なら本文とともにホチキス留めして製本テープを使ってもよいでしょう。
表紙が付くことで見た目もよくなりますし内部の紙を保護してくれる効果も期待できます。あとあとまで残したいものや特別な贈り物にしたい場合にはこうした形で表紙にもこだわって手作りしてみるとよいのではないでしょうか。