飲食店の仕事は過酷だといいますが、これは実際に経験をした人でなければなかなかわからないことではないかと思います。
仕事の内容自体は難しいものではありませんから、誰でもできるものですが、常に目まぐるしく変わる状況の中で、効率的に動くというのは大変なものです。
また、目に見える仕事だけでなく多くの人が知らない、裏方の作業というのも大変なもので、グリストラップの清掃というのは心身ともにかなり疲れてしまいます。
過去に飲食バイトをしたことがある人は接客スタッフに優しくなれる
飲食店やコンビニはスーパーのレジで相手が店員だからと上から目線の人がいたりしますが、一度でも飲食バイトをしたことがあれば相手も人間だということが身にしみて分かりますから、優しくすることができるものです。
店員に当たり散らすというのは、それなりに理由があるのでしょうが結局プラスになるということはありません。
特に飲食店の場合には食べ物が出てくるところですから、何をされるかわかりませんしきつく当たるだけ損です。
もちろん、自分が食べ物にいたずらをしたことはありませんし、周りにそのような人もいませんでしたから、純粋に仕事の大変さをわかっているので柔らかく接することができるだけですが、打算的に考えてもきつく当たるのは損だといえます。
ストレスを溜めている人は店員にあたってストレス解消をしようとしているのかもしれませんが、そのようなことをしても余計にストレスを溜めるだけなので、人には優しくしたほうが結局自分も優しい気持ちになれて良いのになということを知ってもらいたいです。
グリストラップ清掃っていう浮上油回収が辛いんだよね
飲食の仕事というのは接客の部分ばかり目につきますし、働いたことがない人は接客部分しか見ることができないものです。
しかし、仕事はそれ以外にもたくさんあるわけですが、その中でかなりきついのがグリストラップの清掃でここに溜まった浮上油を回収するのが本当に嫌な作業です。
グリストラップと言ってもなんのことがわからないかもしれませんが、簡単に言うと大きな排水口みたいなもので、油やゴミなどが流れていかないように溜めておく場所となります。
下水よりも汚い汚水が溜まっているような場所で、油でギトギトになっているので臭いもきつく大変掃除がしにくい場所です。
ここの掃除をするというのが本当にきついもので、悪臭に耐えなければなりませんし油汚れがこびりついているのでなかなかきれいになりません。
グリストラップ清掃の順番が回ってくるとうんざりしてしまって、接客に忙しい日よりも憂鬱な気分になってしまう、それぐらい大変な仕事だったりします。